【ファイト・クラブ】

石けん作りをたしなんだことがある。多様なオイルを組み合わせてレシピを組み立て鹸化率の割合なども考え、好みの洗い上がりを模索する楽しい作業であった。デヴィットフィンチャー『ファイト・クラブ」で、ブラッドピット演じるタイラーという男の職業は手作り石けんのセールスマン。続 #感想部
@hani_hani5
ハニぞう
彼の石けんのレシピは、美容整形外科病院の廃棄場からかっぱらってきた人体の脂肪で、製法はホットプロセス。作中でブラピ演じるタイラーが語るように「人の組成物に近いから良いのだ」という言葉には疑問が残る。まず、動物性油脂は精製に手間がかかり、融解温度が高い。続 #感想部
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また、ホットプロセスは鹸化を早めるが、油脂の酸化をも早める。思うに実は余り良質の石けんではないと思われるが、作中の小売の男は「あんたの石けんは評判がいい」と語る。 続 #感想部
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イケアの家具、カルバンクラインの服など「洗練された物への執着、ひいては物質文明への批判」がテーマとなっている本作品において、タイラーの売る石けんというアイテムの舞台裏は、実に興味深い。終 #感想部
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